じゃっくんろーる!

ゆるく生きてます

僕はただ、必要性の欠如した世界に理由が欲しいだけなのだぞ

おっぱい……

生まれ変わったらおっぱいを支える立派なブラジャーになります。

さて、唐突な題名だけど、今の僕たちの生きる理由ってなんなのだろうと気持ちの悪いことを悶々と考えていたら文章にまとめたくなったから書いていくぞ。

最近の若者(ぼく)が書く、最近の若者の心情っぽいものだぞ。

早速だけど今の僕は何かの緊急性に迫られて何かをしなければならない状況に置かれていない。

突然そんな感覚に囚われた一時の気の迷いかもしれない。

でも自分は、親が家を持っているから住むところには困らないし、安定した収入があるし、外見だって良い部類に入ると思うし、運動も勉強も人並み以上にできるし、友達にも恵まれたし、正直本当に何をするにも困らない人生を送ってきていると思う。
そのために、本当に「やばい、これしなきゃ」っていう感覚に陥ったことは多くない。

ただ、こういう感覚に陥った時が人生一番エキサイティングだし、楽しかった。

例えばみんな大好きな大学受験も楽しかった。
ぼくは高校3年の模試で偏差値が34とかで「さすがにこれは人生詰むな」と思ったから、頑張った。
あれは必要に迫られた。楽しかった。
これは多分、「これは自分の人生を左右するギリギリのところだぞ」っていう、生存本能を刺激してくる生存のための必要性なんだろうね。(リスカする人もこんな心境なんだろうか)

でも最近は「自分の人生やばくなる!これやらなきゃ!」っていう必要性が無いんですよね。
多分沢山の人もそんな感じ。
「やべえ、順調なレールに乗っかった」っていう謎の危機感はあるものの、別にそのレールから逃げ出す必要性を感じないし、参った。

本当に、日々に、世界に、必要性というものの気配がすごく希薄になった気がする。

世に言う「元気の無い若者」の出来上がりである。

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でも、人間は「楽しい!」とか「嬉しい!」とか喜怒哀楽の感情はもちろん持っているし、アイマスは最高だ。(アイマスは最高だ)
今はこの「喜怒哀楽」の感情の部分を刺激してくれることに目がいっているように感じる。

マズロー欲求段階説的に言うとつまりこういうことよ。
生存の欲求→最高に満たされている
安全の欲求→最高に満たされている
所属の欲求→最高に満たされている
自尊の欲求→豊かで満たされる
自己実現欲求→特に差し迫って欲求を刺激されないので大丈夫

完全にSSランクプレイヤーのそれになってきている。世代が変わるごとに強くてニューゲームしてる感じ。

で、この5段の次に「存在理由の欲求」みたいなものがきているのが僕含めた若者なんじゃないかと。
豊かで満たされたその先には、また自己の生存を実感できることを欲求しているんですよ。

人間っておそろしいんじゃ。

だからみんな、「楽しい!」とか「好き!」を探して、必要性を強調しながら「これをする"ため"に仕事をするんです!」とか「好きを仕事に!(仕事をする必要性を作る方向で)」とか「アイマス最高!人生です!(ぼく)」とかを声高に主張するんじゃないかな。

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ただ、この必要性の欠如した世界から自分を救出す機能は人間にもともと備わっている。
それが基本的な欲求ってやつ。

食事
睡眠

な!

正直、満たされまくったこの世の中で「欲を持て」って言うのも酷な話なんだけど、これが唯一僕達に残された脱出システムなんだと思う。

欲のすごいところは、必要性を自己で作り出しちゃうってところ。
「(性は生死とかには関係ないけど(精子とは関係ある(うまくない)))これやらなきゃ死んじゃううううう!!」っていう感覚ありますよね。あれですわ。

その中で、自分一人では完結できないのが性欲になるので、個人的には性欲が一番「行動をおこす」パワーを必要とする分野だと思っている。

モテたいからお洒落をするし、モテたいから金を稼ぐし、モテたいから良い地位につくし、モテたいから素敵なお店の知識を増やすし、モテたいから車を買うし、モテたいから喧嘩も強くなるし、モテたいから云々

これは「満腹になりたいから」とか「眠りたいから」っていう欲求からは起こらないことだと思う。

だから、もっと人生の中で性欲は大切にするべきだし、性欲を恥じることはないと思う。
抑制された感情は、抑制しすぎると死ぬ。
もしも日々「エッチなものはよくないこと」と教え込まれて軟禁されてきたら、どんな人間になっているのだろうと思うとちょっと怖い。

なので僕は今日も叫ぶ。
「おっきいおっぱい揉みたい!!!!!!!」

おっぱいを揉むためには何をすれば良いだろう。
自分の感情に素直になり、生きる理由を明確にするために、今日も生きる。

ではでは

ば〜い