じゃっくんろーる!

ゆるく生きてます

オーダースーツのSADAでスーツを作った。おすすめはしません。

こんにちは。

先日、知人の葬式に行ってきたのですが、そういえば喪服を持っていないことに気づきました。
式自体は普段使っているダーク系のスーツで参列させていただきましたが、やっぱりこういう不幸はいつ起こるかもわからないので事前準備は必要ですね。
とはいえそんなに使用頻度が高いわけでもない喪服。
せっかくなので、以前から気になっていた格安を売りにしているオーダースーツ屋さんの実力を見てみるかと思い、SADAで作ってきました。

結論から言うと、
スーツが少しでも好きな人には全くおすすめはできません。
スーツに興味があって初めてオーダーしてみよう、という人にもおすすめはできません。
初めてのオーダーは麻布テーラーで行ってください。

スーツとかよくわからないし面倒。でも必要になったから安く作ろう!という人にはおすすめです。
なぜなら安いから。OK。

では詳細書いていきましょう。

出来上がり(あかん)

f:id:jacjac__jack:20190623135208p:plain

こんな感じです。(すごく野暮ったい)
通常のシングルスーツで、ズボンはツータック(インタック)にしていただきました。
(身長188cm/75kg/8.5頭身なので、めったなことがない限りシルエットは野暮ったくはなりません)

結論
シルエット:あかん
仕立て:あかん
しわ:あかん
着心地:あかん
テンション:萎え
お財布:ダメージ軽
でした。

ちなみに普段は↓のような感じです。
比較すると胸~胴とお尻回りのシルエットの謎さがわかると思います。
f:id:jacjac__jack:20190623140047p:plain
f:id:jacjac__jack:20190623140131p:plain

ネクタイが青い方が伊勢丹メンズ館のオーダーで、赤い方が麻布テーラー新宿東口のオーダーで、それぞれ作ったやつです。
個人的には、麻布テーラーコスパが最強だと思っています。採寸にあたって、できることが非常に多い。

さて、SADAのスーツに話を戻します。
一応これでも各所をかなりお直ししてもらっているので、そもそものSADAのポテンシャルがあまり高くなかった結果かもしれません。
以下に仕上がるまでの過程をまとめてみます。

そもそもの採寸~お直し

採寸は良かったです。担当してくださった方にスーツの知識があり、フィッティングもきちんとしていたので、安心してお任せできました。
ただ、元になる型紙の種類がそんなに多くない&調整できるサイズが結構狭いので、なかなか満足のいく採寸にならなそうでした。
とはいえ、接客してくださった方の接客スキルが高かったので、「まあこの人が大丈夫というなら、とりあえず仕上げてもらうか」という感じでGOしました。
そもそも3万円くらいですしね。

そして待つこと2か月くらい?とりあえず仕上がってきたものを試着しに行きました。
その際に非常に気になった点が7個。
①肩のラインにできた謎のしわ
②二の腕のラインにできた謎のしわ
③チェストの異常なゆとり
④ボタン部分の異常なXライン(下のボタンが閉まらん)
⑤袖丈の謎な長さ
⑥股下の謎の長さ
⑦渡りの謎のゆるさ

この7個のお直しを依頼してもなお、↑の野暮ったさです。
(というか採寸してくれたお姉さんどうした!!!!!)

お直しを担当してくださった方は採寸の方とは違ったのですが、
①②⑤⑦に関しては「スーツってこういうもんなんですよw」という、耳を疑いたくなる返答を頂きまして、それでも直していただきました。
そういうもんじゃないだろ、と思い、再度仕上がってきたものを試着しに行くときはアルマーニコレツィオーニで完璧に仕立てていただいたスーツを着ていったほど腹が立ちました(そういうもんじゃない)。

シルエットに関しては
そもそも接着芯
肩パット抜くのは不可
という部分が大きく影響してきている気がします。
ラペルなんてパッキパキですからね。

一応葬式用にとっておこうとは思っていますが、さすがに結婚式には恥ずかしくて着ていけないかな、と思います。
麻布テーラーで作っておけばよかったな。

という感じです!
ではでは今日はこのへんで。

ば~い!