じゃっくんろーる!

ゆるく生きてます

暇があればニコニコ動画のランキングは面白い

こんにちは!じゃっくん(@jacjac__jack)だよ〜

最近ニコニコ超会議で盛り上がりを見せていた「ニコニコ動画」ですが、ここ5年くらいずっと「ランキングが面白くない」「つまらなくなった」という声を聞きます。

でもそれはある意味で正しいことで、しかし一方で見方を変えれば間違っていると思うので、書いていこうと思います。

ユーザーの年齢

ニコニコ動画は今年で、(仮)の2006年から9年、(β)の2007年から8年が経とうとしています。

これだけの年月があれば、中学生は大学生になりますし、高校生は社会人になります。

社会人になれば自由に使える時間が減りますので、その分「自分の時間」に対してシビアになります。
より優先度の高い事柄から実行していくので、例えば「娯楽」であれば「面白いもの」から消費していくことになります。

時間が無ければ無いほど、消費できる(消費したいと思える)「娯楽」は少なくなっていきます。
つまり、メインユーザーの年齢層が上がれば上がるほど、消費対象の娯楽への目線はシビアになっていくのです。

となると、5年前はちょうどニコニコ動画4周年の年です。
(仮)の時代に大学生だった人は、ほぼもれなく社会人になっているんですね。

なるほど、この時期から「つまらない」という声が上がってきたことも理解できます。

身内のノリ

実際、自分も「ニコニコ動画は面白く無くなった」と思っている一人です。
でも、最近ニコニコ超会議に際してもう一度色々な動画に目を通してみたら、「案外面白いじゃん!」となりました。

そこで気づいたことがあるのですが、「ニコニコ動画は身内のノリが相当な量なので、まずベースとなるネタがわからないと面白くない」「ネタの量も膨大で、かつ、消費速度が早いので追うのが大変」なのです。
なので、がっつりニコニコ動画に時間を割ける人はものすごく楽しいコンテンツなんだなと気付きました。

懐古厨

「時間の経過」と「身内のノリ」があるため、ここに懐古厨も発生します。
自分が理解できる身内のノリが少なくなってくるにつれて疎外感を覚えるようになり、疎外されたと感じるとストレスが、ひいては嫌悪感が生じます。

すると、現在の身内のノリを受け入れる体制も整えられなくなってくるのです。

ニコニコできる場

なので、ある程度冷静になって、もう一度身内のノリに「お邪魔します」という感覚で踏み入れてみると面白いです。
昔の凝り固まった考え方に固執せず、感性を若く保ってみんなでニコニコしましょう。

確かに一時期は「俺の歌を聴けぇ!どや!うまいだろ!?イケボって言えや!」みたいな自意識と主張の塊のような集団が数多くいて、まったくニコニコできるような場ではない印象でした。

でも、今はまたニコニコできる土壌がしっかりできてきていると思います。

こちらの本で川上さんもおっしゃっていますが、ニコニコ動画自体、そんなに長期スパンで考えていなかったそうです。

上記のような中だるみを経て、今やっと土壌が整ってきたと捉えるべきなのでしょう。

飽きもせずβ版から使っているので、これからも面白くなっていってほしいなと思います。

ではでは今日はこの辺で!
ば〜い!