じゃっくんろーる!

ゆるく生きてます

スターウォーズを酷評している人は何を観ているんだ?

やっと公開したスターウォーズ

某クソバイラルメディアの記事では、本作は世間で酷評されているらしいですね。

僕は18日の初回に観てきました。個人的には「良かった」の一言に尽きると思います。小ネタ沢山あったし。色々と突っ込みどころもあるけど!詰め込みまくり!
そんな感情を共有したいので、つらつらとネタバレを含めながら書いていこうと思います。

以下フォースブロック

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そして、ネタバレに対する怒りはフォースを増幅させるのだった。

・パンフレット

今回の映画では、上映初回3日間には「限定特典購入権利付き特別上映」がそんざいしており、上映日の刻印がされた「プレミアムパンフレット」が貰えます。
でも、この「プレミアムパンフレット」なのですが、生産が間に合わなかったのかお金が足りなかったのか、当日数が足りずに貰えなかった人が多数いました。
これだけ宣伝にお金をかけていたのだし、限定特典購入権利付き特別上映は事前予約で視聴者数が大体わかっていたわけなので、きちんと数を用意できなかったのはかなりダメな対応だったと思います。

あと、限定特典購入権利付き特別上映を行ってしまったために、その他の上映が若干空きがある状態になっているそうですね。
この宣伝の仕方が吉と出るか凶と出るかは、今後を見ていきましょう。

レイ

ファーストオーダーに捕らえられたレイのフォース熟達具合が物凄く早かったですね。さすがに笑いました。
スカイウォーカーの地図の情報をレイから抜こうと、カイロ・レンがフォースの力を使ってレイの頭の中を探るシーンがありましたが、その際に抵抗をしたことによってフォースの使い方を感覚で理解したのでしょうか。

そもそも、レイの立ち位置ってなんなのでしょう。設定としては、幼少期にジャクーに置き去りにされて家族の記憶がない少女、となっていますけれども。
ひとまず今回の三部作が「レイ三部作」なので、今までの「アナキン三部作」「ルーク三部作」の流れから、スカイウォーカーの系譜ということで良いのでしょうか。
マズ・カナタのお店の地下でレイがルークのライトセイバーに導かれていた時、マズが「探し人は過去にはいない、未来にいる」と言ってレイをルーク捜索へ促していたのをみると、やっぱりそういうことなのかなと思ったり。
でも、娘をジャクーに置き去りにするのは流石に無いなと思いましたが。

そうすると、親・子・孫の三世代でのしがらみになりそうですね。
しかも今回は、レイアの息子のベン(カイロ)もいるので、ちょっと複雑。
部下から報告を受けたカイロが「娘?どの娘だ?」とレイのことを気にしていたので、同じアナキンの孫として気にしていた可能性もありますよね。
今回は従妹なので恋愛もアリですぞ。

しかしあのアナキンが「祖父」と呼ばれているのはなかなか面白いですね。
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あと、レイ役のデイジーが可愛すぎ。

カイロ

おそらく今回の三部作のキーとなるであろうカイロくん。ひとまず、そんなに強くないですし絶望感もあんまりないですね!!そこがいい。
ハン・ソロとレイアの間に生まれた子供だと作中で言われていたので、これはもう確定ですね。

面白かったのが、「ダース・ベイダーを崇拝するレン騎士団」なるものがあるということ。カイロはこれの団長なのがまた面白い。孫だからなのか、新ジェダイオーダーの唯一の生き残りだからなのか。
しかしながら、エピソード6の最後に善の心を取り戻したアナキンとルークが和解したのに、こんな変な騎士団に崇拝されてしまってなんだかアナキンは本当に報われないなといった感じです。
でもあのベイダー卿の圧倒的なパワーと絶望感は、ものすごいカリスマですよね。そりゃあベイダー卿を神聖視する人が出てきても不思議ではないです。

レンがソロをぶっ刺した時はビックリしました。
あの「助けて」は、「善の方に引っ張って助けてほしい」ではなくて、「父親を殺して悪の方に吹っ切れさせてほしい」という意味だったのですかね。
でも個人的には、ストームトルーパーがあの場を見ていたので、ソロが何か言って刺したフリをしているとかだったらいいなと思っています。
スターウォーズの感覚だと、8のラストか9の序盤でソロが「よっ!」とか言って登場するのもアリですからね。
カイロは善と悪の葛藤が今後面白くなりそうなキャラクターなので、できれば8でダークヒーロー的な立ち位置になってくれたら激アツです。

話は変わるのですが、カイロが初めて仮面を脱いだ時に思ったのは「人種的にこいつは本当にソロとレイアの息子なのか!?あと顔デカッ!」でした。
絶対に父親違うよ。
しかしこれも配役の都合上フォースの導きがあったのだと思います。

あと気になるのが、スノークとの関係性。そもそもスノークって誰だ。
シスの他にもフォースのダークサイドの使い手が残っていたことに驚きです。
頭に特徴的な傷があるので、なにか過去の大戦と関係があったりするのかなと思ったりもします。

フィン

ストームトルーパーの人間味が伺えて良かったです。
あとは正直ちょっとよくわからない!
ライトセーバー使えているのにちょっと笑いました。

そういえば、ストームトルーパーとして「幼少期に誘拐されて、戦闘技術を叩き込まれた」と言っていましたね。
帝国軍って、ヒューマノイド至上主義を組織内で賄っているのかと思っていましたが、誘拐もあったのですね。うーん。帝国軍汚い。

フィンには今後に期待です。
このキャラクターを崩さずにいって欲しいなと思います。

殺陣

今作で僕が一番がっかりしたのが殺陣です!!!
ワクワクしていたのに!!!

結構平凡な殺陣でした。
確かにクルっと回ってちょんちょんちょんの初期三部作よりはよかったですが、新三部作のような華麗さとリズム感は無かったです。

フィンは「小さい頃から戦闘技術を叩き込まれた」と言っていましたし、レイも小さい頃からなんか変な棒持って自分を守りながら生きてきたと言っていたので、ちょっと期待していたんですよね。

しかしながら、ライトセーバーはフォースを扱えないと使用が難しいので、今後のレイの進化に期待です。
むしろライトセーバーをフォース無しである程度使えていたフィンが凄い可能性もあります。
ただ、過去六部作では、一般人としてライトセーバーを使ったのはソロだけで、しかもソロもそこそこフォースが良い感じということだったので、フィンがなんで使えていたのかというところも説明が必要かもしれましせん。

シーンとして

まずはソロの「我が家だ」の登場シーンが良い感じでした。
何と言っても、「あのソロが帰ってきた!しかも超自然な感じで!そのまんまの雰囲気で!」という感じで最高でした。
あの入り方は正解でしたね。
製作スタッフもこの部分にかなり気を使ったそうです。

ラストのルーク登場のシーンも、かなり威厳があってよかったです。
日本のサスペンスドラマのラストかと思いましたけど。

BB-8は可愛かったですね!
公開前は全く慣れることができなかったのですが、映画で見てみると「コロコロコロコロ」と転げ回る姿が最高にキュートで、フィンと掛け合いをするシーンも可愛らしかったです。
あとはR2-D2と並んだ時のサイズ感の違いが良かったです。R2-D2は結構大きかったのですね。やっぱり中に人が入らなければならないですから、その分大きくなるんですね。
最後にR2-D2が再起動するところも可愛かったです。

最後に

ひとまず、ストーリーに対してはほぼ言及していないのですが、ストーリーは「こんなもんだよなスターウォーズって」という感じでした。
とにかくいたるところに小ネタが散りばめられているので、そこが最高でした。
あとは殺陣が良かったら最高でした。

次回作はいつ公開なんでしょうか。2018年でしょうか。楽しみです。

映画館では開演前のCMが一切無しだったので、ぎりぎりに入った人は冒頭数秒が読めなくて死んだと思います。
CM無しのアナウンスが開演4分前って、そりゃないよ!!という感じでした。
しかしCM無しは良いですね。どうやら、ディズニー映画の冒頭部分も「スターウォーズにそぐわしくない」という理由で特別にカットされているそうです。
この心意気、流石です!

ではでは、次回作に期待しながら!本日はこのへんで。
May the force be with you.