アニメ好きのファッションと同期感
こんにちは!じゃっくん(@jacjac__jack)だよ〜
先日服飾関係のそこそこ偉い人とお話しする機会があり、アニメ好きの人達の服装に関する話題がのぼりました。
その際、「最近のファッションは自由。例えばラブライブ?のファンの人達の服装もさ、周りにどう見られるかじゃなくて自分が楽しければいいって感じじゃん?」と言われ、「それは違うんじゃないか」と反論しました。その時のことをちょっと書いていこうと思います。
専用のTシャツを着る
まず、ラブライバーに限らずアニメ好きやアイドル好き、はては普通のバンド好きの人って、キャラTやライブTを普通に着ますよね。
イベントごとやオフ会があるとかなり高い確率で関係のあるTシャツを着ていると思います。
その中で、好きなキャラクターや好きなアイドルの専用のTシャツを着る人も少なくありません。
ちなみに僕もアイドルマスターが大好きなので、何かある時はアイドルマスター関係のTシャツを着ていきます。
これは「自分が楽しければいいから着ている」という単純な理由では到底語れるものではないと僕は思っています。
マイノリティ
好きなキャラクターのTシャツを着る行為には、「同じ思考を持ったマイノリティの人と繋がりたい。感覚を共有したい。」という欲求が根底に存在しています。
例えば僕の場合、アイドルマスターが好きなのでライブにはアイドルマスター関係のTシャツを着ていきます。
さらに、アイドルマスターというコンテンツの中では天海春香というキャラクターが好きなので、テーマカラーの赤色の小物をプラスして、さらに天海春香グッズをコーディネートに取り入れます。
すると何が起こるかというと、言葉を発さずとも同じ天海春香好きの人を見分けることができ、「あなたも天海春香好きなんですね!」「そうなんです!あなたもですね!」「アイマス最高!」「最高!」と目だけで会話することができるのです。
つまり、Tシャツが実際の言葉以上に「自分の特性を外部に発信するツール」として強く機能しているのです。
ラブライブだとさらにそれが顕著で、缶バッヂをカバンに付けまくる人がいたりします。
この缶バッヂも「外部発信のためのツール」で、一目で「あいつはラブライバーだ」「そしてほのかちゃんが好きなんだな」と言葉を使わずに周りに理解させることができます。
言葉を使わないコミュニケーション
LINEの発展とそれに伴うスタンプ文化の隆盛を見ると良い例だと思うのですが、これからのデジタルネイティヴ世代は、さらにもっと「言葉を使わないコミュニケーション」が上手くなると思います。
そしてその「言葉を使わないコミュニケーション」がいち早く浸透したのがこのアニメ界隈などのTシャツなのです。
人との繋がりをより求めるために、ファッションの新しい形が発展してきていると思います。
とっても面白い文化なのです。
ひとまず、アイマス最高!
ではでは今日はこの辺で
ばーい!